行きずりの年上女と

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もう十数年も前、就職したばかりの頃の話です。

俺もまだ真面目一方で、世慣れてもいませんでした。

女性経験も誇れるほど豊富ではありませんでしたし。

会社の先輩諸氏は久しぶりの新人ということで飯や飲みに誘ってくれました。

日替わりであっちの先輩こっちの先輩が声を掛けてくれ、俺としてはあっちに行った以上こっちを断ると角が立つと新人らしい律義さでお付き合いしていたのです。

ある日も終業後数人で飲み屋へ。

一軒目終了、さあ次へ行くぞ、となったところで一人が、

「たまには違うところがいいな。取引先に教えてもらった店があるから」

と言い出しました。

さっそくみんなでタクシーに乗り込んで移動、駅から相当離れた場所でした。

別に怪しい店ではなく、もちろん俺たち以外の客もいました。

飲むうちに先輩は他の客の席に紛れ込み大騒ぎ。

やがて俺を店の隅っこに呼び一仕事命じたのです。

「向こうのグループと合流して飲むことになったが、あっちにもう帰りたがってる奴がいるから送ってやって欲しい。ツブれてないから大丈夫だ。これでタクシー拾え。いつまでいるか分からないから戻らなくていいよ」

と一万円札を握らせて来ました。

落ち着かない雰囲気に眠くもなっていたので渡りに船と引き受けます。

一足先に店を出てタクシーを捕まえたところに、

「悪いね、こっちの連れの面倒見させて。先輩さんたちと盛り上がっちゃってさ~。じゃ、あとよろしく」

と向こうの奴は荷物を運び出して来ました。

「えっ?女なの?」

「ゴメンね、せっかく飲んでたのにね」

体はフラついているものの言葉ははっきりしていたので一安心。

「はあ、構いませんよ。それじゃ行きましょうか」

手を貸してタクシーに乗せると、女は運転手に行く先を告げます。

まだ土地鑑が無い俺にはピンと来ない場所でした。

発車してからもしばらくは、

「ゴメンね」

を繰り返していた女でしたが、やがてコックリコックリ船を漕ぎだしました。

だいぶ走ってから、

「お客さん、そろそろだけどどっち行けばいい?」

と運転手が聞いて来た時も女はまだ寝ていました。

俺が肩を叩いて呼びかけても目を覚ましてくれません。

何度も繰り返しやっと起こしましたが、女の発言はまったく要領を得ず。

口から飛び出す地名は有り得ない位置関係。

最初に命じたのも本当の目的地なのか怪しい限りで運転手も困惑しました。

辛抱強く聞いてくれたのですが、半分眠ったような女が相手では埒があきません。

俺も予想外のことに動転。

女の所持品を調べるということさえ思いつきませんでした。

これはまだ携帯普及前の時代(!)の話ですので、俺は何処にも連絡の取れない状況に追い込まれていたのです。

運転手も嫌な顔をしはじめており、俺は身の置き所がありません。

「ここままでいいですから、降ろして下さい」

と、つい口走ってしまいました。

しかし運転手もそれではあまりにも無責任だと思ったのでしょう。

「ここで降りてもどうにもならないでしょ?なにか当てでもある?最初の店に戻ろうか?それとも近くでホテル探そうか?」

俺をそそのかしたのではないと思います。

運転手にとっては、自分も面倒がなく後ろめたさもない解決策だったのでしょう。

精神的に疲れてきた俺にもそれが現実的に思えホテルを探してもらうことにしました。

街中からは外れていたのでやむを得ず最初に発見したラブホへ。

預かっていた一万円で料金は足りましたがお詫びに色をつけくどいほど礼を言って降車。

ふらつく女に肩を貸してホテルにIN。

女は眠たがるばかりで自分が何処にいるのかも気にしてはいません。

女をベッドに横たえて俺もやっと一息つけました。

酒などとっくに抜けています。

お茶を飲みながらこれからのことを考えます。

金はなんとかなるくらい持っていました。

しかし朝になればもちろん仕事があります。

ここがどの辺なのかはさっきの運転手に聞いておきましたが、出社するにはどんな交通手段で所要時間がどれほどなのか見当もつきません。

気楽に押し付けて来たあのグループや先輩、そしてのんきに寝ているこの女を怨みました。

さっきまではとにかく必死、それに薄暗い場所ばかりでしたから、この女をまじまじと見たのはそれが最初でした。

年齢は30前後?

さっきの店で一緒だった連中が先輩と同年代っぽく見えたからというだけの根拠。

俺より年上なのは絶対間違いなし。

ブスというほど酷くはないが、どう誉めるかとなれば困る顔立ち。

普通体型よりはちょいポチャ気味。

髪型、化粧、服装も派手な所はなく、お水系でもない。

一言で片付けるなら平凡なベテランOLというところでしょうか?

頑張ってまでお友達になる必要はないタイプ、です。

しかもこの状態では単なる厄介物、イタズラしようとさえ思いませんでした。

俺も横になって休みたいところでしたが、女の隣に寝るわけにもいきません。

固い椅子に腰掛け少しでも仮眠をとることにしました。

やがて・…なんだか妙な気配に俺のウトウトは破られました。

女が目を覚ましていたのです。

シチュエーションが理解出来ずに呆然としていたのでしょう。

俺と目が合って固まります。

「あの…あなた誰…ここどこ?」

有りがちな言葉ですが、いきなり悲鳴とかではなかったので助かりました。

「カクカクシカジカ」

俺のしどろもどろの説明も、女の断片的な記憶と矛盾がなかったのでしょう、どうやら状況を飲み込んだようでした。

あるいは常習犯だったのでパニックに陥らなかったのでしょうか?

話ながらも自分の服装に異変がないか、つまり俺にイタズラされてないかを確かめているようでしたが。

「…変なことしてないでしょうね」

困惑する若造が相手とて見て、ちょっと強い口調。

さすがにムッとした俺。

でも口論になったら女に勝てるわけがないからじっと我慢。

女の服も乱れていないし、俺も着衣のままでしたから冤罪は免れました。

さて、これでようやく重要な話が出来ることになりました。

朝になってからのことが心配でしょうがない俺は善後策を協議したかったのです。

なにしろ社畜一年生でしたから。

女もここから出社となれば外泊がバレるので早く帰宅することに異存はないのですが、まだ酒が抜け切っておらず頭が痛いからもう少し休んでからにしたい、と言います。

しかもケチくささ全開。

料金分の元は取るとばかりにシャワーを使いたいと言い出しました。

覗き見するなと俺に釘を刺して浴室へ。

李下に冠を正さず。

誤解されたくない俺はじっと座って待ちました。

義理堅く背中を向けて。

長い長い水音がやっと終わり備え付けの寝間着に着替えた女が戻りました。

女「あ~さっぱりした。キミも入ったら」

俺「いえ。いいです」

女「気持ちいいよ、入んなよ」

俺「いえ。いいです!」

女「ふ~ん…あのさ、してもいいわよ」

俺「?」

女「セックスしてもいいよ」

俺「!?…!!」

女「どうせホテルなんだし、良い人みたいだから私は構わないわよ」

俺「……」

女「世話してもらいっぱなしじゃ悪いし」

非常事態の連続に俺の脳は対応し切れなくなっていたのでしょう。

上手く断る口実も思いつかないし、断る必要があるのかも分からなくなっていたし。

シャワーを浴びながらもなんだかキツネにつままれたみたいな気分。

別にタイプじゃないんだよなあ。

そう上半身ではおもうものの、下半身はもう準備万端整っていました。

あんまり構ってやってなかった俺の相棒は、久しぶりの仕事に張り切っていました。

のんびり入っている間に女の気が変わったら、相棒があまりに可哀相。

そそくさと済ませてタオルを腰に巻いただけで戻ります。

女はベッドで布団をかぶってこっちを見ていました。

「キレイにしてきた?じゃいいわよ」

開き直って隣に潜り込もうと布団をめくり上げると、なんと!女は裸!丸出しのオッパイが!

ことここに至って、性欲>>越えられない壁>>理性

速攻ベッドに潜り込み目の前のオッパイにむしゃぶりつきました。

質より量みたいなそれを揉んだり吸ったり。

女の顔を見上げると妙に楽しそう。

女「キミ、可愛いね。オッパイ好きなんだ。いいよ、もっと舐めても」

タイプじゃない筈の顔も妙に素敵に見えました。

遠慮なくお言葉に甘えます。

左右の突起を交互に吸ったり谷間に顔を埋めてみたり。

もちろん他の場所にもいろんなことがしたいです。

オールヌードを拝みたい、バッと布団を跳ね除けました。

お腹にはちょっと贅肉で皺も入ってますが、俺の相棒はそれでも萎えません。

そのもっと下には黒々としたジャングル。

多分その奥には秘密の洞窟が待ち構えているはずです。

女の手が相棒に伸びて来ました。

こいつ、サイズは並ですが角度はかなりのもの。

お腹にくっつくほど真上を向きます。(今でもその片鱗は残っていますw)

女もその硬度と灼熱ぶりに満更でもない様子。

スリスリされて先っぽからはガマン汁も溢れます。

女「硬いわね~、やっぱり若いんだね」

俺「ウウ…それ気持ちイイです」

女「あ、こういうの好き?」

俺「…ハイ」

女「わあ、ピクピクしてるわよ」

俺「…おおお…」

女「童貞じゃないよね?」

俺「じゃないけど…」

溢れるガマン汁がローション役か手の滑りはスムーズで俺はもうギリギリ。

女は面白がって容赦ない手コキで攻めて来ました。

女「自分でするよりイイでしょ?」

俺「…うーん」

女「早く動かそうか?」

俺「アハ…ちょっと待って、これじゃイッちゃいそう」

女「いいわよ、出しても」

俺「で、でも…」

女「もう一回出来るでしょ?ちゃんとやらせてあげるわよ」

俺「△*○?▼…◇!■×・・」

相棒は女の手の中でドックンドックンと脈打って昇天しました。

爆発後のくすぐったさもお構いなしに女の手コキは続きました。

「いっぱい出たね。溜まってた?」

言葉責めに弱い俺、

『もっと言って』

という俺の心の叫びが届いたのか、女はコキながらいろいろと俺の琴線に触れるスケベ用語を口にしました。

劇的な回復力を示した相棒に帽子を被せた女は、

「じゃあ、今度はわたしが楽しむ番」

と大の字に寝転び俺にお仕事を要求して来たのです。

申し訳ありません…

ここからは語るほどのことではないのです。

お腹の肉の関係で良い角度で結合できないというか、抵抗感のない洞窟内の問題なのか、二発目ということを差し引いてもなかなか逝けないのです。

目を閉じてよくオカズにしていたアイドルを思い浮かべなんとか昇天。

その一瞬だけはやっぱり気持ちイイというのが情けないです。

終わってしまって寒々とした雰囲気になってしまった二人は、もう始発電車もあるだろうとホテルを出ました。

タクシーを捕まえ近くの大きな駅まで行きそこからは別行動。

ホテル代、タクシー代などは俺負担、女はそれが当然という態度でした。

結局、お互いに名乗りも聞きもしていませんでした。

悪夢(夢のようなという表現は絶対にヤだ!)の一夜が明けました。

帰宅し身支度を整えて、内心ではちょっとビクつきながら出社。

「昨夜は悪かったな。あれからどうした?」

と訊ねる先輩には、

「道を指図してもらってそこで降ろして、俺はそのまま家まで乗せてもらいました。領収書貰わなかったんですけど、ちょっとお釣ありましたよ」

の回答で不信は持たれませんでした。

「なんだよ、お持ち帰りしちゃえばよかったのに」

という冗談には頭を掻いてハハハと笑ってみせて。

先輩によるドッキリや仕込みでもなかったわけです。

それでもしばらくの間は何かの形で真相が漏れるのではないかと戦々恐々でした。

以後、俺はあの店には絶対近寄らないのはもちろんのこと、先輩からの誘いも丁重にお断りする付き合いの悪い奴に成り下がってしまった次第です。

みなさんの素敵な体験にくらべなんとも情けない話でスレ汚ししちゃいましたね。

ここからは名無しで支援に回ります。

どうもアリガ㌧。